枕は毎日の睡眠に欠かせないアイテムです。その中でも最近注目されているのが、エアウィーヴに似た機能を持つ「ニトリ プラスエア」シリーズの枕です。
このレビューでは、実際に「ニトリ プラスエア」枕を使ってみた感想をまとめていきます。
大好きなファイバー系の寝具が一般的になってまいりました。
そんな中2024年に登場したニトリさんのプラスエア枕はなんと5,000円を切る破格!
いったいどんなものなのか実際に使ってみました。
エアウィーヴと素材に違いはある?
エアウィーヴと比較した硬さは?
早めに結果から申し上げると「この価格でファイバー系枕を…⁉初めてファイバー系枕を使う方には、い……いいんじゃない⁉」という感想でした。
ニトリ プラスエア枕を実際に使ってみた感想とレビュー
ニトリ プラスエア枕の基本スペック
まず、「ニトリ プラスエア枕」について簡単にご説明いたします。
この枕は、エアウィーヴと同様にポリエチレン樹脂を使用したファイバー構造で作られており、通気性やサポート性に優れているのが特徴です。特に、以下のような特徴があります。
✸3次元ファイバー構造:ポリエチレン樹脂の素材が繊維状に編み込まれており、寝ている時に頭や首をしっかり支えます。
✸通気性の良さ:枕内に空気の流れができるため、汗をかきやすい睡眠中でも快適な睡眠が可能です。
✸お手入れの簡単さ:水洗いが可能なため、いつでも清潔に保つことができます。
✸硬さの選択肢:適度な硬さで、頭が沈み込みすぎないサポート力があり、シリーズによって好みや体型に応じて選べます。
今回使ってみたのは、通気性の良い波型 3次元立体構造まくら(Nブレス プラスエア)です。
ニトリ プラスエア「通気の良い波型 3次元立体構造まくら」|しっかりめの硬さ
最も印象的だったのは、硬めの感触。
普段エアウィーヴのS-LINEピローを使っているのですが、硬めの素材に慣れている私からしてもニトリ・プラスエア「通気の良い波型」タイプは「硬い」と感じました。
ですが、少しすると慣れてきてスー……っと眠りにつけました。
起きた時も頭が沈み込んでしまうようなこともありません。
1点気になることといえば、寝返りをした時に枕の幅が足りず、頭が落ちそうになるたびに薄っすら目が覚めてしまうこと。
中途覚醒は睡眠の質にとって大敵です。
もう少しフィット感と幅があったらなぁ、というのが正直な感想です。
やわらかい枕がお好みの方にはかなり硬く感じるかと思います。
→エアウィーヴソフトピロー、またはS-LINEピローから始めてみてはいかがでしょうか?
今回使用したモデルは、波型形状で、他には硬さが選べるものや、横向き寝に特化したものがあったのですが、なぜかサイトから消えてしまっています……。
「通気がよい=夏」だけの販売だったのでしょうか……?
\やわらかいのに沈みすぎない「ソフトピロー」/
\仰向けも横向き寝もカバーする万能タイプ「S-LINEピロー」/
ニトリ プラスエア「通気の良い波型 3次元立体構造まくら」|高めと低めを実現
今回購入した「通気の良い波型 3次元立体構造まくら」は、後頭部の収まりがよく、体格によって高めか低めか好きな方で使うことができます。
エアウィーヴのように高さの調節ができる訳ではありませんが、日によって枕の高さを変えられるのは嬉しいポイント。
頭に丸みがある方、首のカーブが深い方にも添いやすい形状をしています。
正直私は、後頭部がぺたんこ、首のカーブがゆるやかなので、仰向けの場合はフィットしにくいのですが、横向き寝が多く肩幅が広いので、その点は良かったところです。
こんな方におすすめ
✸後頭部に丸みがある
✸首のカーブが深い
✸横向き寝が多い
ニトリ プラスエア「通気の良い波型 3次元立体構造まくら」|通気性の良さで快適な眠り
寝具の通気の良さは、快適な睡眠に欠かせません。
夏場は特に寝苦しさを感じることが多いですが、「ニトリ プラスエア枕」は、エアウィーヴに似た通気性の良さがあり、熱がこもりにくいと感じました。
枕自体が通気性の高い素材でできているため、寝汗をかきやすい方や、蒸れが気になる方には特におすすめです。実際に使用している時も、枕が湿っぽくなることはなく、常にさらっとした感覚で快適に眠ることができました。
夏の暑い季節だけに限らず、頭部の熱を逃がすと深い睡眠が得られます。
もし「エアウィーヴほしいけど高くて買えない」「エアウィーヴの素材に馴染みがなくて使うのが不安」という方は、販売終了してしまう前に早めの購入をおすすめいたします!
頭がフル回転して熱をもっている状態は、パソコンやスマホが動き続けているのと同じこと。
熱を冷ましてあげると良いのはパソコン・スマホだけでなく、人間の身体にも大切なことです。
体内の温度をクールダウンしてあげることで、しっかりと身体が休まります。
エアウィーヴに限らず、ファイバー系3次元構造の寝具は「身体をしっかり休ませる」という点がとってもおすすめです!
ニトリ プラスエア「通気の良い波型 3次元立体構造まくら」|お手入れのしやすさ
「ニトリ プラスエア枕」の大きな魅力の一つが、簡単に洗えること。
羽毛やウレタンの枕をお使いの方、枕本体を何年もご利用ではありませんか?
枕は汗や皮脂がつきやすく、特に夏場は衛生面が気になるところですが、この枕は丸ごと水洗いができるので、常に清潔に保つことができます。私は1ヶ月ほど使用した後に一度洗ってみましたが、乾きも早く、もちろん形も崩れませんでした。
枕カバーを外し、シャワーで軽く水を通した後、風通しの良い場所で干しておけば、その日のうちに使えるようになります。
とはいえ、頻繁に枕を洗うのも正直めんどう……。
本体カバーにしっかり枕カバーをつけ、こまめに洗うのは枕カバーで充分です。
そもそも、この素材はダニ・カビの心配が少ない構造になっています。
よほどの環境で使って「中が気になったときに洗う」くらいの感覚で充分です。
\洗い替えしやすいパッドタイプ/
ニトリ プラスエア枕|エアウィーヴとの比較
「ニトリ プラスエア枕」は、エアウィーヴに似たコンセプトの商品でありながら、価格が非常に手頃です。コストパフォーマンスを重視する方にとっては魅力的な選択肢です。
ただし、私の感想としてはエアウィーヴの方がフィット感がありますし、幅が広いモデルもあるため寝返りを妨げが少ないところが良いですね。
ニトリプラスエア枕は幅が56㎝。寝返りをした時に、もう少しだけ幅があったらなぁと思うことがありました。特に肩幅の広い方は価格が高いものの、睡眠の質を高めるためにもエアウィーヴのS-LINEピローや、ブレインスリープピローの利用がおすすめです。
幅 | 価格 | |
ニトリ プラスエア 通気の良い波型 3次元立体構造 | 56㎝ | 2,990円 |
エアウィーヴピロー ソフト | 56㎝ | 22,000円 |
エアウィーヴピローS-LINE | 66㎝ | 33,000円 |
ブレインスリープピロー | 60㎝ | 33,000円 |
どちらが優れているといえば、私個人的にはエアウィーヴピローに軍配があがります。
ですが、硬めの枕がお好みな方や、初めてファイバー系枕を使う方のお試しとしては「ニトリ プラスエア枕」も十分に満足できる品質ではないかと思います。
ニトリプラスエア枕の総合評価
「ニトリ プラスエア枕」は、エアウィーヴに似た機能を持ちながら、手頃な価格で購入できる非常に魅力的な枕です。特に、通気性の良さやお手入れのしやすさが際立っており、暑い季節にも快適に使えるのがポイントです。また、頭が沈み込むことなく重たい頭をしっかりサポートしてくれます。
エアウィーヴやブレインスリープと比較すると多少劣るものの、実際に使用してみて快適な睡眠を得られることを実感しました。
価格面でエアウィーヴを諦めていた方でも、ニトリ プラスエア枕なら気軽に手に取ることができるのではないでしょうか。
ただし、かなり硬めです!
久しぶりにエアウィーヴの枕に戻したら、フィット感に感動しましたよ。
皆さまの枕選びの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
もし万が一合わなかったら、夏の間は脚の間にはさんでおくと(⁉)熱がこもらず快適です
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